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メンタルの強さを生み出すものは?回復する仕組み・構造と速度

What-Creates-Mental-Strength

メンタルが強い人は、落ち込まない人ではありません。
回復が速い人です。

メンタルがタフだと言われる人でも動揺します。メンタルの強さというのは、動揺しない、落ち込まないことを意味しません。実はメンタルをリカバリーする回復構造によって成り立っています。

メンタルが弱いと感じている人と、メンタルが強いと言われる人の違いは、感情の揺れを元に戻す構造があり、その回復の速度が早いことです。

目次

メンタルが安定している人とメンタルが不安定な人の違い

脳の扁桃体は危険を察知すると不安を作り出して反射的に教えてくれます。この反応は人間の思考よりも先に起こるもので、止めることができません。そのため不安を感じることを完全に回避することは不可能です。

人間は誰しも平等に不安、恐怖、緊張といった感情は起こっているのです。ただ、違うのは「起こったあとに、どのような対応をするのか?」という点です。

ある人は失敗したあとに落ち込み、自分はダメだと自責の念に囚われます。しかし、その一方で同じ失敗をしたとしても、淡々と次の行動に移行する人が存在します。このような前者と後者の違いを生み出しているのは、失敗に対する思考の違いが原因です。

メンタルが強いと言われる人も、こういった失敗に対して動揺します。ですが、その後に、以下のような対応をしています。

  • ショックを受けたということ、ショックを受けた感情を否定しない
  • 状況を把握することに集中し、構造化して理解する
  • 自分がコントロール・影響を与えることができる部分に意識を集中する

ショックを受けていることを認識し、ショックを受けた自分の状況を把握することに努めます。そして、その状況の中で、自分が確実に影響を与えることができる行動をすることを選んでいるのです。

メンタルが強い人はこういった手続き、仕組みが用意されていて、早い段階で気持ちや感情が「ズルズルと落ちていくのを止め」て、次に「回復できる選択肢を選んで行動」しているのです。

さらに、この段階が進むと「失敗した時、ミスをした時の手順・仕組み」が構造としてできあがり、いつでも、これを起動させて対応することができるようになります。そうなった人は表面的には「揺れない人」ですが、実際には「揺れを小さく抑えて、良い状態に素早く回復できる人」です。

代表的な回復構造・仕組みには以下のようなものがあります。

  • 「自分が何に反応しているのか?」を書くなどして感情を言語化する
  • 「最悪の事態」を想定し、それが起こる確率を推定する
  • 起こった問題を「自分のこと」ではなく「1つの現象」として客観的に扱う
  • 確実にできる小さい行動をすることで自分のコントロールを回復していく

このような失敗、ミスをしたときの対応方法ができあがっていて、それを適用していくだけというようになっているのです。これによって動揺しても小さい振れ幅で揺れを抑えて、回復する方向にスムーズに行動していくことができるのです。これがメンタルの強さを生み出す構造化・仕組み化なのです。

メンタルの強さは感情の揺れからの回復構造の強さ

不安があることや、落ち込むことは、弱さの証拠でも、性格の問題でもありません。
感情の揺れは自然な現象であり、人間にとって必要な反応です。

メンタルの強さは、感情の揺れがないことではなく、感情の揺れからの回復構造の強さで決まります。

この構造・仕組みを予め用意しておいて、繰り返し使うことで、あなたもメンタルが強いと言われる人と同じようになっていくことができます。

次に、このメンタルの強さを生み出す「脳の仕組み」について掘り下げていきます。

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